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Ms.Lindaのバスケット


毎日を大切に。楽しく。LOVE。
by mslinda
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おはなし会『美味しい絵本』

土曜日のおはなし会。
今月のテーマは…

  『食欲の秋!おいしいものが登場する本!』


土曜のおはなし会はメンバーで本を持寄りプログラムを決めていきます。
毎月テーマを設定しますが、テーマそのものではなくテーマに少しでもかすっていればOKというルール。
その方がおはなし会にふくらみが出るので。

今回は、おいしい絵本というお題でしたが、
「おいしい食べ物」そのものが主役というより、「おいしい食べ物」をモチーフに物語が展開していくような本が集まりました。



まずは紙芝居から…

りんごがドスーン (ジョイフルえほん傑作集 16)

多田 ヒロシ / 文研出版

これは絵本ですが、紙芝居で。
きっとそうなるだろうなあ、というオチ。
どんでんがえしのオチも面白いですが、やっぱりそうきたか!という最後のページをみたときの笑顔もいいものです。



11ぴきのねこ

馬場 のぼる / こぐま社

このシリーズはおいしいものいっぱい出てくるので、どの作品にしようかと悩みましたが、一作目のこの本はやっぱり面白い。
今回、親子ばかりでなく図書館にいらした60代と思しき男性が参加してくれましたが、
声をあげて笑ってくださいましたよ^^




だってだってのおばあさん

佐野 洋子 / フレーベル館

カミングアウトしますが実はワタクシまったくの「だってだって」のおかあさんです。
高齢出産の末っ子に対しては特に。だってお兄ちゃんとお姉ちゃんがつきあってくれるのですもの。だって母さん腰が痛いんですもの。だって母さん今忙しいんですもの。
でも、たまに思い立って一緒にキャッチボールしたり、ジャングルジムに上ってみたりすると、
冒険だ!っていうワクワクした気持ちになります。ありがとって言いたくなっちゃうほど。
末っ子も楽しそうです。

ろうそく5本になってよかったね。




手遊び『肉まん あんまん』 ネタ元はこちら →
大笑いでした~。た~やん先生ありがとうございました。
「肉まん」のつまみ不可能なステキな若いママさんたちでしたけどねっ。




おやおや、おやさい (幼児絵本シリーズ)

石津ちひろ / 福音館書店

ワタクシの好きな「リピートアフターミー」。
日本語の言葉遊びです。ちょい早口言葉で読むと楽しいです。
毎度石津ちひろさんのセンスに脱帽です。




くだもの (福音館の幼児絵本)

平山 和子 / 福音館書店

7か月の赤ちゃんも参加してくれましたので、飛び入りでこの絵本を入れました。
ファーストブックとしてぴったりの絵本ですね。
写実的な絵の精密さもさることながら、「どうぞ」というおもてなしの優しい心がにじみ出る絵本です。
だからか、この絵本を読むとほっこり温かい気持ちになります。




がまんのケーキ

かがくい ひろし / 教育画劇

最後にもう一回ケーキで笑ってもらいましょう。
おいしいケーキを目の前におあずけの様子に、参加の男の子爆笑でした。




30分のプログラムですが、いつも盛り盛り盛りだくさんになってしまいますが、
お腹いっぱいになっちゃったかな。
それとも、おいしいもの食べたくなったかな?
# by mslinda | 2011-10-09 09:55 | おはなし会

宮沢賢治朗読会

宮沢賢治朗読会_e0166814_10439100.jpg




10月2日に朗読の集いがありました。
吉田美智子さん、私が毎月教わっている先生です。
温かく心の奥にじーんと訴えてくる朗読です。
普段から「読み手がドラマを演じるのではなく、聞き手の心の中にドラマが広がるように」朗読をすることを教えてくださいます。

演目はコチラ。いろんな方が描いてらっしゃいますが、絵本で言うなら私はこの二冊を。

よだかの星 (宮沢賢治どうわえほん)

宮沢 賢治 / 講談社


水仙月の四日 (日本の童話名作選)

宮沢 賢治 / 偕成社


わっ両方とも伊勢英子さんになっちゃった…。


しかししかし、朗読で聴く宮沢賢治の世界、情景が胸に広がり沁み渡りました。


本で読むより耳で聴く方がいい。絶対。


すると、雲もなく研きあげられたやうな群青の空から、まっ白な雪がさざの毛のやうにいちめんに落ちてきました。それは下の平原の雪や、ビール色の日光、茶いろのひのきでできあがった、しずかな奇麗な日曜日を一そう美しくしたのです。

この一節は痺れました。
完全にトリップしました。






宮沢賢治朗読会_e0166814_10431027.jpg

スタッフの一人の方が演台に生けて下さった秋の野の花。
# by mslinda | 2011-10-04 10:28 | おはなし会

小さなバッグ屋さん in 絵本屋さん

小さなバッグ屋さん in 絵本屋さん_e0166814_1951596.jpg

今日で上半期終わりますね~。
いやはや時の経つのは早いね~しか言えません。

ワタクシ43才を目の前にし、最近なんだかイライラする~じゃなくて、
「新しいことにチャレンジして自分を変えたい」願望がむくむく。

ちと大きなこと考えてます。

それはまたおいおいと。


身近なところから。
今月から『ともだち』書店でLinda印の布小物を置いてもらうことになりました。

小さなバッグ屋さんです。

よろしくお願いします。
# by mslinda | 2011-09-30 19:38 | ソーイング

今、宮澤賢治…そして高木仁三郎氏

このところ宮沢賢治の本を手に取ってみることがしばしばあります。

今まで宮沢賢治と言うと…実はその独特の表現にひっかかって躓いていたですが、
311以降、彼の自然に対する感覚が心にすとんと落ちてきます。



宮沢賢治をめぐる冒険―水や光や風のエコロジー

高木 仁三郎 / 社会思想社




高木仁三郎氏。

無知なワタクシは福島原発事故以降はじめて知ったお名前です。
wikiによりますと、
高木 仁三郎(たかぎ じんざぶろう、1938年7月18日 - 2000年10月8日)は、日本の物理学者、理学博士(東京大学)。 専門は核化学。

60年代、国の推進する原子力研究の科学者でありましたが、
その後、自由に意見を発することのできる市民科学者として「原子力資料情報室」を設立し、原発の危険性を訴え続けた方であります。
 
 *ご著書『原発事故はなぜ繰り返すのか』をご参照ください。


また、絵本も。
我が家の本棚にあったこの本は、キャンバス地に描かれた片山健さんの力強い絵とあいまって、自然の中に生きることの息遣いが聞こえてくる大好きな絵本です。
この絵本も、高木氏が文を書かれていたのですね。

ぼくからみると―どきどきしぜん (かがくのとも傑作集)

高木 仁三郎 / 福音館書店







さて、その高木氏が、科学者という立場から宮沢賢治を語っているこの上の一冊。
いくつか引用を。

ヒデリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
         「雨ニモマケズ」より


この一説に対しては、


私はこれは、科学者の心がけを言ったものとしては、とてもよくわかるのです。普通の現代の科学者だったら、日照りの時は、それを避ける技術的手段を考察するか、日照りの原因の解明に興味をもつでしょう。…中略…しかし、私の知る限り、今の科学者たちはまず人間として涙を流し、オロオロするところから出発しようとしない。その前にすべてをデータとしてクールに受け止めてしまう。そこに今日の科学の原点にある問題がひそんでいるのではないか、と私は感じるのです。そしてそういう思いで、もう一度この二行を読むとき、強い強い共感を覚えるのです。

と。


また、


すると、
雲もなく研きあげられたやうな群青の空から、
まっ白な雪が、
さざの毛のやうに、
いちめんに落ちてきました。
それは下の平原の雪や、
ビール色の日光、
茶いろのひのきでできあがった、
しずかな奇麗な日曜日を
一そう美しくしたのです。
        「水仙月の四日」より


この一節に対して高木氏は、


「水や光や風ぜんたいが私なのだ」と書いた賢治の自然の世界では、人が自然のなかに、限りなく透明にこのうえなく優しくとけこんでいる。そうすることでこそ、人は真に人となり、ほんとうの自由を獲得できると賢治は考えた。自然を人の勝手のままに荒々しく利用してきた文明が袋小路にはいったいまこそ、人と自然の優しい関係に新しい光をあててにたい。

と。


もし氏が生きていらしたら、この未曽有の被害をもたらした天災をどのように受け止められるであろうか。
また、その後の原発事故に対して何を言われるであろうか。



私の身の回りでも、もはや水や光や風や土と戯れることは難しくなりました。
母親として日々苦しい思いをしております。
ましてや福島県では…。
怒りや絶望が入り混じる毎日ですが、
子どもを守るためには希望を持って前に進んでいかなくては、と身を奮い立たせております。


で、開催されます。
お近くの方、ぜひお寄りくださいませ。


宮沢賢治 ー朗読のつどいー
「よだかの星」「水仙月の四日」
            朗読と紙芝居 吉田美智子さん


【日時】  2011年10月1日(土) 14~15時
【場所】  「いきいき会館」2階 多目的ホール (地下鉄グリーンライン「日吉本町」駅舎2階)
【参加費】 大人 1000円 小・中学生 500円 (小学生以上)
【申込み】 fukobo2616@kxe.biglobe.ne.jp(渡辺)
      「こどもの本のみせともだち」(℡045-561-5815)

# by mslinda | 2011-09-20 15:27 | 本・絵本

息子のこと

息子のこと_e0166814_2327552.jpg

春に買った25.5cmのサッカーのスパイクが小さいとのクレームがあり、
いやいやまだ履ける、とシューズキーパーで伸ばして履かせてましたが、
お誕生日のプレゼントに新しいスパイクを
買いに行ったら、ジャストサイズは27.5cmでした…
ごめんよ、母さんケチンボしたよ…


真ん中っ子の息子13才になりました。


そして先日、8年間続けてきた柔道を卒業しました。


スミマセン、全くの私事のたわごとです。


ウチの息子は、人と人がぶつかるのが嫌いで、友達と争いごとがあっても引いたり我慢したり決して波風立てない子なんですね。
そんな子が格闘技に向いているわけもなく、柔道はそんなに強くなかったのデス。
それでも毎日稽古に行ってたのは、スポーツとして面白かったのもあるでしょうが、
何より先輩や同級生がかっこよかったから、一緒に稽古するのが楽しかったから、なのかな。
実際、がっちり組み合い体を寄せて稽古する仲間とは、他のスポーツとは違った友情みたいなものがあるみたい。
ある意味フツーじゃないコミュニケーション。
そんなところにも柔道の魅力ってあるように思います。


息子の筋肉を鍛えることが私の趣味の一つですので、
厳しい稽古つけてくださった先生方には感謝感謝です。
たまにサッカー練習→柔道のダブルヘッダーなんかありましたが、
そんな日の稽古の最後にすりあげ100回なんてさせていただいたら、S母としては涙ですわ。


さて、そんなこんなで体脂肪率6%の息子よ。
そろそろ箱根駅伝に興味はないかい?
# by mslinda | 2011-09-17 22:30 | 日々のできごと


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